「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰に栄区から2組!
第31回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰に、栄区から2つの団体が選ばれました!
「湘南桂台みどりの会」と「本郷ふじやま公園運営委員会愛護会」です。
今年はコロナの影響で表彰式典がなくなってしまい、本来ならば大臣から受け取るはずの賞状を地元で受け取られることになりました。写真は「湘南桂台みどりの会」の皆様です。
横浜市は大都市に緑を増やす取り組みとして「地域みどり」という事業を行っています。
その名の通り、地域の特性にあった緑を地域の皆様とつくり、守り育てていきます。
湘南桂台みどりの会は、住宅街の学校、福祉施設、企業、商店、店舗、個人、など様々な方を緑化して、街全体で緑の散策を出来るようにしました。
その中のひとつ、重症心身障害者の通所施設「訪問の家 朋」の庭は「朋ガーデン」として誰でも入れるオープンスペースになっています。年に数回、屋外コンサートや芋煮会などのイベントで賑わい、施設利用者と地域の方々、区外からのゲストさんと交流深まり、緑がつなぐ地域の新しい形になっています。
他にも沢山の工夫があり、たとえば、小中学校での工夫はなるほど!と目から鱗です。
フェンスを少しだけ学校敷地の中側にずらすことで、学校敷地の最も外側のところがフェンスの外に出ます。そこを緑化しているので、学校敷地に入らずにお水をあげたり雑草を抜いたりできるんです。
地域みどり事業のモデルケースとして見学に来られる方も多数いらっしゃいます。
区外の皆様のガーデンツアーも盛んに行われていて、みどりの会の皆様がご案内もして下さいます。
市営バスの通っていない栄区での公共交通を支えてくれているバス会社の神奈川中央交通さんも、バスの折り返しスペースでご協力いただいています。
もう一つの受賞団体「本郷ふじやま公園運営委員会愛護会」の皆様の受賞についてもぜひ皆様にご紹介させていただきます。お楽しみになさって下さい。
2020年6月26日