活動報告

防災にゴールなし、防災に終わりなし


タウンニュースで全7回告知(第4回:港南区・栄区版 2023年3月2日号)

幼い頃から身近にあった私の防災意識

私が生まれた1968年(昭和43年)から十数年間、実家は可燃性の危険物を扱う仕事をしていました。地震や悪天候の際の被害規模が大きくなる仕事柄、防災への意識は高く、また私自身、幼少期からガールスカウトとして活動をしていたので、物心ついた頃から防災や備えへの関心高く育ちました。

1995年(平成7年)阪神大震災
横浜市会議員をしていた父 角田和宏が、区民向けに防災パンフレットを作りたいとのことで、私が拙いながらも多方面の方に情報をもらいながら作成しました。
防災に関わる意識も情報も今と違う中、日本中で「防災元年」となったのが阪神大震災だと思います。地域防災拠点ができたのも阪神大震災がきっかけです。

東日本を忘れない!
https://koshiishikatsuko.jp/4054/

「さかえ横浜会議」を毎月11日に開催する理由

こだわる理由は、3.11東日本大震災と9.11NYテロ。
この二つの出来事は、私たちの価値観を大きく揺さぶり、家族、絆、思いやりなど、私たちにとって本当に大切なことを見つめ直す機会となりました。
「毎月11日、感心がなかった事に出会う」を基本姿勢のひとつとして、
毎月変わらず11日にテーマにこだわらずに集まることで、それまでまったく感心がなかったような事に出会い、心のバリアを解いて人生や地域をより豊かにする新しい自分を発見していただいています。

さかえ横浜会議
https://koshiishikatsuko.jp/sakaeyokohama/

横浜市内で2番目!地域防災拠点の看板
「地域防災拠点そのものに看板設置を」と訴え、ついに実現しました!
簡単そうに思えるこんなことひとつでも、実はとても大変なのです。
地域防災拠点は小学校に設置します。小学生の意識はもちろんのこと、地域での知名度が上がり、防災訓練への参加や地域の防災意識向上に繋がります。

地域防災拠点の看板設置が実現しました!!
https://koshiishikatsuko.jp/3431

地域防災の訓練は地域によって力を注ぐポイントが違っています。
うちはこうしてやっているよ!など、横連携の強化を考える際にも大変重要な参考点となります。

いいね!#015
https://koshiishikatsuko.jp/pdf/iine-015-20191121.pdf

広報よこはま 栄区版|2022年1月
https://www.city.yokohama.lg.jp/sakae/kusei/koho/koho_sakae/kohosakaekuban2022.files/0175_20211227.pdf

全国初! 災害救助犬NPOと横浜市の協定が実現
~人の命を助ける動物~

大災害で活躍してくれる救助犬の姿を見ると涙が出ます。
全国で2番目という先進性のもと「災害救助犬の導入」となった横浜市の取り組みを、当時の林文子横浜市長とNPOの協定を実現しました。(当時、数日の差で藤沢市が先に協定結びました)

毎月11日の勉強会「さかえ横浜会議」では、区役所と協力し栄公会堂ロビーで災害救助デモンストレーションをやりました。こんなロビーにワンちゃんをいれてのイベントは当時でも珍しい啓蒙活動となりました。

災害救助犬への理解を(タウンニュース)

https://www.townnews.co.jp/0109/2015/06/18/287962.html

災害救助犬を知ろう!!(さかえ横浜会議)
https://koshiishikatsuko.jp/pdf/sakaeyokohama201506.pdf

災害救助犬の訓練や試験を視察し実態理解を進めるよう働きました。

NPOと協力して今後も災害救助犬が活躍できるルールづくりをがんばります。

災害救助犬の協定 栄区民からスタート!(いいね!#011)

https://koshiishikatsuko.jp/pdf/iine-011-20190525.pdf

全国初!救急搬送にハイキングコースのキロポストを活用

救急車出動の際に大切な初動判断、救助対象者がどこにいるのかを正確に素早く判断しなければなりません。ハイキングコースにある「キロポスト」の情報を119番通報に活用できるようルールづくりを行いました。
これは全国初の試みとして新聞に大きく取り上げられました。

かつ子リポートNo.23
https://koshiishikatsuko.jp/pdf/kreport23t.pdf

ペットの同行避難
~理解と定着のため動きました~

災害時の地域防災拠点などにペットと一緒に避難するためには、ルールづくりと社会の理解が必要です。
そのことを防災訓練のメニューに入れていただけるよう、区役所等を通じてお願いしました。

どこに動物用のエリアを作るか、アレルギーや動物が苦手な方への配慮などを徹底した細やかな想定を今後も続けてまいります。

災害時のペット対策(横浜市パンフレット)

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/pet-dobutsu/aigo/saigai-taisaku/disaster.files/0012_20220930.pdf

2つのハザードマップ!?
~鎌倉市域の浸水被害も栄区民には大事な情報です~

水害は区界を越えます。
大船、長尾台、岩瀬などではハザードマップはエリアを拡大!

防災に終わりなし

少しでも必要だと思われることは諦めないで実行します!
以下は取り組み中のことや、成果の出たあれこれ。

・全国初!円海山でのヘリコプターによる火災想定訓練
・栄区内の地域防災拠点
・はまっこトイレの設置や備蓄庫が2階以上にあるところは1階に移動するように各校に調整
・豊田高校グラウンド跡地は、日頃はスポーツ広場として活用し、災害時には防災公園となるように
・トイレットペーパーのローリングストックを学校や公共施設でとさまざまな場面で訴え
・相武隧道の避難訓練実現へ
・消火栓配備は地図上のエリアにとらわれず、現地の地形や民家の配置を考えて臨機応変に
・大船グランシップ裏の横浜市と鎌倉市境界で、消火栓や防水枡の設置はお互いに連携できるようにし、配備が薄くならないように働きかけ
・マンション防災新時代へ、横浜市の初認定を栄区のマンションが獲得
・マンション防災、座間市の取り組みを視察し参考に
・さかえ横浜会議、群馬大学の金井教授から学ぶ「再考!その考え方で命を守れますか?」

2023年3月1日
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