活動報告

マンション管理「新時代」へ

令和3年度(2021年度)の横浜市会で、私 こしいしかつ子は「建築都市整備道路委員会」と「減災対策推進特別委員会」に所属していました。その甲斐あって、防災の発想転換建築物の管理にあらたな道を開く施策に関わることとなりました。

近年、次々に起こる災害によって防災への考え方や対応は刻々と変化しています
常に新しい取り組みを重ねることで対応の幅を広げています。「自助・共助・公助の役割分担」を見直して、実現可能で、かつ未来につながる取り組みを皆様と進めたいと思います。

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防災に関係する2つの事業
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令和4年度から「マンション管理適正化推進計画」と「よこはま防災力向上マンション認定制度」が本格スタートします。
どちらも市民に皆様のご協力があってこそ効果の出る事業です。

主に区分所有の財産の管理について、日頃から住民同士の意思疎通や経済的リスクの共有を図っておくことで、経年したマンションの管理を見える化したり、管理組合の運営強化を進めるサポートを行政も進んで行うこととなります。
いまはまだ機能発揮とまでは至りませんが、栄区民の皆様の見識をいただくことで発展できる制度と思います。
▷マンション管理適正化推進計画
▷よこはま防災力向上マンション認定制度

制度、施策はスタート前から共有を
始まったばかりの制度ですが、スタート前に市民意見募集をしており、栄区民の皆様からも多くの意見をいただきました。私 こしいしかつ子も議会で質問をしてきました。
今後さらに、協力していただけるマンションへのインセンティブ強化などを求めています。


(写真はイメージです)

前述の減災対策推進特別委員会では、群馬大学の金井昌信(かないまさのぶ)教授をお招きして、命を守る意識改革を学びました。こうした議会の学びの機会を市民にも広く共有していただくことで、より水準の高い公共事業が実現すると考えています。
▷https://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/kiroku/katsudo/r3/R03gensai.files/t4-20211004-gi-1.pdf

私自身も日頃から開催している「さかえ横浜会議」に金井教授をお招きし、2回にわたってご講演をいただきました。
どなたでもご視聴いただける動画として公開しているので、ぜひご覧ください。
▷再考!防災意識、自助意識 〜その考え方、命を守れますか?〜

大災害時の避難、安全なら「自宅待機」を優先
災害時、一度に多くの方が避難することで「地域防災拠点」のキャパを超えてしまうことがわかっています。そのため多くの自治体が、市民の皆様に、できる限り自宅待機をお願いする傾向にあります。
その際マンションは、マンション住民のためのみならず近隣の方々の避難所として大きな可能性を持っています。

座間市の取り組みを視察
座間市では、マンション管理組合と災害ボランティアネットワークの取り組みによって、マンションが潜在的に備える災害時の避難拠点としての機能を強化出来るよう市のサポートを得ています。
私 こしいしかつ子も横浜市や栄区で実施する場合にはどの様なケースが考えられるか、視察と検討を始めています。

広く区民の皆様からのご意見お待ちしています。

2022年5月17日
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