活動報告

本郷台駅前市営住宅 集約化を検討!?

横浜市建築局住宅部市営住宅課は、本郷台駅周辺の横浜市が所有する土地について、2020年11月10日、2021年10月26日の2回にわたり民間業者に調査業務委託を公告し、すでに落札、完了しています。

1回目の調査は、市営の本郷台住宅、小菅ケ谷住宅・小菅ケ谷第二住宅・本郷住宅の4つを、本郷台住宅・小菅ケ谷に集約した場合に住居数やスケジュールなどがどうなるのか、というものでした。

2回目の調査は、本郷台駅周辺に横浜市が所有する土地 ①小菅ケ谷第二住宅 ②本郷住宅 ③栄区総合庁舎 ④栄公会堂・スポーツセンター ⑤栄図書館 ⑥栄土木事務所 に市営住宅を建設した場合の住居数はどうなるのか、といったものでした。

(「本郷台駅周辺市営住宅集約化検討業務委託(その2)設計図書」を参考に作図)

全体像がない
私 こしいしかつ子は、これらの調査が本郷台駅周辺の未来の街づくり全体の中で検討されていないことに大変憤りを感じます。
現在 市営住宅にお住まいの方々はもちろんのこと、周辺住民の意向、また将来 転入先として選ばれる街となるために必要な検討など、部分的な議論以前に街づくり全体のビジョンや施策があってこそと思います。

例えば、お隣の鎌倉市には「公的不動産の利活用」に全市的な視点で取り組むための検討の場として「鎌倉市経営企画部 経営企画課 公共施設再編推進担当」が設置されています。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/facility/documents/news18_3.pdf

では 栄区の場合は、区民の意志をどのように反映させるのか、このまま区民不在で進めるつもりなのか。街づくりに縦割り行政の弊害が生まれて損害を被るのは市民・区民です。

今後、区民の皆様、栄区役所、民間の事業者等々と連携し、区民のための街づくりをするために必要なこととして、皆様のご意見が集まる場づくり(プラットフォームづくり)などを進めたく、ご協力をよろしくお願いいたします。

2022年5月23日
ページの最初へ