さかえ横浜会議 正式発足 記念講演会 『新水素エネルギー』
栄区からイノベーション❣️
2014年12月11日にスタートした「さかえ横浜会議(設立準備勉強会)」は、3年余にわたり毎月11日の定例勉強会を重ねてきました。
この勉強会で決まっているルールは「毎月11日に開催」ということだけ。
題材にご関心があるかないかに関わらず、ご都合の良い時には欠かさずぜひ足をお運びいただければ、「聴けて良かった、知ってよかった」と必ず感じていただけるテーマで開催しています。
お越しいただくからには、何かしらの発見をお持ち帰りいただけますように、常に素晴らしい講師の方にご登壇いただいてきました。
既報のとおり、さかえ横浜会議はさる6月11日に「正式発足」に踏み出すことができましたが、その会の記念講演には『新水素エネルギー』をテーマに岩村康弘 東北大学教授(栄区在住)にご登壇いただきました。岩村教授には、過去にも同テーマで2度にわたってご講演いただいており、今回が3回目になりました。
今講演では、岩村教授の新水素エネルギー研究がいよいよ実証実験に入ろうかという段階を迎えていることをお伝えしながら、栄区民にとってのメリットという視点でお話いただきました。
岩村教授は、私たちの理解の助けとなるようにと「新水素エネルギー」という表現をされますが、他にも『凝縮系核反応』『常温核融合』などと言われます。
この技術は、1989年に発表され一躍脚光を浴びながらも同年、欧米の主要研究機関から相次いで否定的見解が発表され、表舞台から退かざるえなかった経緯があります。
その後、一部の研究者により継続された研究が、いよいよ陽の目を見る時が来たと受け止めていただきたいと思います。
米で特許 再現成功で「常温核融合」、再評価が加速
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO06252800Z10C16A8000000
- 放射能が出ない
- 高温にならない
- 安価安定して供給できる
- 装置が小型
などを特徴とするこの技術によってもたらされる恩恵の可能性は、無限大とも言えるものです。
皆さまもよくご存知の通り、日本において、石油など「化石燃料」に頼るエネルギー施策は「枯渇の危機」や、地球温暖化など「長期にわたって地球環境に与えるダメージ」の問題をきわめて重く孕んでいるとされて来ました。またそもそも化石資源の少ない日本のような国にとっては、世界経済のサイクルの中で不利な条件を抱え続けることでもあります。
新水素エネルギー・常温核融合は、私たち日本人はじめ世界の人々の生活を全て変えるほどの技術です。
そして、その研究の中心にいらっしゃる岩村康弘先生は栄区に在住されているのです。
さて、技術は一般に使われるようになってこそ生かされるものです。
技術の実用化に欠くことの出来ない実証実験。それを「ぜひ栄区から!」とお願いしています。
「ポータブル核融合発電機」といったものが一家に一台置ける日も、決して夢ではなくなりつつあるのです。
いざ災害が起きて停電になったとしても、まずは栄区民が少しでも困らないように。
そこから出発して、横浜市、首都圏、日本、世界と、安心安全な暮らしを拡げて行きたいですよね!その大きな最初の一歩が、私たちの身近で実際に始まろうとしているのです。
私は「栄区からイノベーション❣️」を掛け声に頑張らせていただきます!
これからもよろしくお願いいたします。