認知症による徘徊の心配
認知症によって徘徊をしてしまう方の事故は繰り返し起きているそうです。
最近では、愛知県でJRの線路内に入ってしまった男性が死亡し、家族に対して代替交通費用など720万円の損害賠償支払いを求める判決が出たことが記憶に新しいと思います。
認知症ご本人や家族の、徘徊による迷子の心配を少しでも軽減しようと、お名前や連絡先を登録する制度や、衣服に貼る名札などの施策があります。
たとえば、磯子区には写真のような名札があります。
アイロンで上着の内側や襟の後ろ、下着などに着けるものです。
ところが調べてみたところ、現在、栄区では衣服用の名札の活用がなされていませんでした。
愛知県のような事故を防ぐ策として、栄区でも取り入れるように要望しました。
早速近々作成されることとなりましたのでご報告します。
地域包括センターなどでご案内が開始される時期などがわかりましたらお知らせします。
また、認知症の方をささえるご家族の現状などに社会が理解を深めることが必要と思いますので、今後もさまざまに活動したく、皆様のご意見などお寄せいただきますようお願いします。
2014年1月15日