活動報告

桜への想い

今年は桜の開花が特別に早かったですね。3月末、まさに美しく咲き誇っているその桜、なんと枝を切り落とす業者を発見し、私のところへ区民の方から問合せがありました。

現場を見てみると、確かに切り落とされた跡があちこちに見られます。

横浜市立の小学校。管轄は教育委員会です。
なぜそのようなことになったのか、 以下、教育委員会への質問と答えのやり取り概要です。

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Q.小学校の校庭の桜の木の枝を、花が咲いている時に剪定した経緯は?
そして今後の対応について伺います。

A:市立学校の校庭の高木の枝は、3年に1回の頻度で定期的に剪定をしています。

例年、樹木の成長の遅くなる冬の時期に作業を行うこととし、12月から3月末を作業期間としています。
剪定対象となる木は、学校から希望箇所の提出を受けて定め、業者に委託します。
今年は、桜の開花が3月半ばと早く、この作業期間内に入ったものです。

剪定作業の実施については、現地の状況に沿って、学校と業者の間で協議して対応できますので、そのことを周知します。
また次年度より、作業委託期間の期限を3月中旬と早め、桜の開花時期に左右されないように対応していきます。

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以上のような回答でした。

お金が少ないので3年に1度しか剪定出来ないから、切る量が増える。
3月までが工事期間、学校がお休みの週末に駆け込みで切るしかない。 となると咲いていても切った。

とのことですね。来年は咲き出す前に切るとのこと。

どの時期に切ることが桜の樹木としての健康にいちばんいいのか、専門家に伺ったところ、
「桜は剪定に弱いので、出来るかぎりしないほうがいい。止むを得ない場合、細菌が入りにくい寒い季節にし、切り口には殺菌剤を塗る」などの注意点を教わりました。

教育委員会のみならず、樹木の剪定が必要な部局へは、来年は、蕾が着く前に、剪定を済ますなど、桜への負担が少ないスケジュールをお願いします。

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2013年4月4日
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