子宮頸がんワクチンについて質問しました
昨日の予算特別委員会にて子宮頸がんワクチンについて質問しました。
録画配信もされています。
http://gikaichukei.city.yokohama.lg.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=3871
主旨は
・市民が安心安全な医療を享受できる医療体制を整えて欲しい。
・現状はそうなっていない。結果新規接種者は5人にとどまっている。
・市民が不安をもっているのは、重篤な副反応被害者が複数出ている現実に対して、対応が適切でないため。
・因果関係の究明は国の役割とのことは一定の理解。
・ならば、市は市民に寄り添った窓口体制を整えるべき。
・市大病院でやはり市民に寄り添った受け入れ体制を整えるべき。
・具体的には、副反応被害者を診察した他の病院とも連携して、有効な治療方法の追及を真摯に行って欲しい。
・市が独自に知り得た情報は、厚労省にしっかり報告し、原因究明の一助になるよう配慮して欲しい。
・健康福祉局は市民の安心安全を守ることを目的に、現状バラバラな情報を集約させて、コーディネートをしっかりして欲しい。
・現状のままでは、ワクチンを使いたい市民や医師でさえとても安心して行うことは出来ない。
・目的は安心安全な医療体制を整えることであり、そのために副反応含めてしっかりと解決に向けて動いて欲しい。
※以上が質問内容の主旨です。
私は、子宮頸がんワクチンの問題を議論する時に、過去に推進してきた方や団体を個別に非難したり責任追及することは早い解決に結びつかないと思ってきました。
医療関係者も、我々政治家も、より良い医療を求めて、市民の健康を求めて、行動してきています。
今ももちろんそれぞれがその思いで行動しています。
現実に目の前に現れた問題、副反応被害ということに真摯に向き合うことが、過去の接種推奨と単純に対立することではありません。
それぞれが、良いと信じ進めてきたことに敬意ももちながら、ただただ現状を見つめ、受け入れ、偽りない心で行動すれば、かならずまたより良い道が開けると思うのです。
その中で、安心安全な医療体制の構築という目的に反した行動には、議員としてきちんと疑問を提起していきます。
昨日の質問はこのような私の思いに、先輩議員の応援があり、行いました。
政治家もその時々に最善な選択をしています。その時の心に曇りはないはずです。もちろん将来を見据えた選択です。
そして日々変化する社会の中で、選択をし続けています。
横浜市議会は、
この副反応問題について、昨年12月に86人全員の賛成の意見書を国に出しました。
そこに向けての準備は、すべての議員と政党と健康福祉局の方々の協力も必要でした。
市民の命を守るという最も大切な目的に真摯に向き合う横浜であると、未来の世代に誇れる行動をすべての方々とともに取れますよう、これからも我が身を省みながら…努力したいと思います。
追:
副反応の因果関係はまだ明らかになりませんが、ワクチンを打ったという事実とその後に症状が出ているという事実が、あります。少しづつその症状はわかってきました。ギランバレー症候群、不随運動、記憶障害、認識障害…
副反応がどのようなものか、もしかしたら…などの不安は現状は横浜市健康福祉局に問い合わせとなっています。
この窓口を改善するべきと思っています。
全国被害者連絡会も窓口があります。
http://shikyuukeigan.fem.jp/post.html