これからの私たちは、高度成長期に作り上げた社会の資源をどのようにメンテナンス し将来に残していくか、真剣に考えて取捨選択しなければなりません。
平成24年9月6 日~10月30日の横浜市会の平成23年度の決算特別委員会にて健康福祉局・道路局に対して質問をしました。質問の概要は文末に添えた通りです。
今回はその質問から高齢者のこれからと橋 や道路の整備についてご報告とご紹介をします。
ぜひ皆様のお考えもお寄せください。
24時間対応型訪問介護看護サービスがいよいよ始まりました。
これまでのサービスとの違いは1日に何回でも訪問を受けられること、定額制であることなどです。
現在のルールではこれまでの訪問介護看護サービスとの併用はできません。
ご自身やご家族の状況に適したサービスはどれか、まずはこれまで通り最寄りの「地域包括支援センター」にお問合せいただき「小規模多機能型居宅介護事業所」や「定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所」のサービスなどと考え合わせて、自分らしく地域で暮らすためのケアプランを計画していただきます。具体的な利用計画は、事業所ごとのケアマネージャーさんと相談していただきます。
新しい制度が立ち上がったばかりで、区役所等に一 元的な相談窓口がないことでさまざまな不便さが浮上してくることも考えられます。 高齢者を取り巻くサービスについてみなさまの声を市政に反映させ、より使いやすい形にするために、お困りのことなどお知らせください。
横浜市が管理する1,700橋のうち1,200橋は高度成長期にかけられた橋でメンテナンスが必要と考えられています。
実際に船に乗って老朽化した橋桁や橋脚を視察しまし たが、確かに鉄道や幹線道路として使われている橋の中には錆びて朽ちているものがあ りました。
橋にはそれぞれにみな名前があり、これまでもこれからもずっとみなさまの街とともにある歴史であり大切な公共資産です。丁寧に検討して参ります。
大災害を想定すると橋や道路の耐震化は一刻の猶予もありません。
横浜市の道路関係予算は平成7年1,427億円に対し平成24年度には590億円と1/3にまで落ち込んでい ます。
中でも栄区の計画道路の進捗率は40.2パーセントと18区中最下位で、区内唯一の緊急輸送路である環状四号線の4車線化も完了は一部にとどまっています。
今後とも住民の皆様の深いご理解とご協力が必要です。