Categories: 地域開発経済

本郷台駅周辺まちづくり懇談会/ここまでの流れとこれからの対応

南小菅ヶ谷住宅(国家公務員宿舎)の売却については、多くの区民の皆様にも関心を持っていただいていると思います。


南小菅ヶ谷住宅

広い面積(2.2ha)の国有財産が売却されることを機に、私たち区民の生活にとても身近な本郷台駅周辺を整備しようと
本郷台駅周辺まちづくり懇談会をつくり、素案を策定しました。
今後はこの懇談会を元に作られた「地区計画」を守る約束ができる事業者に、国が土地を売却します。

ただし、売却先の選定権利はあくまでも「国」にあります。


私はこれまで、横浜市が土地を購入してじっくり腰を据えた街づくりに取り組めないか、境川の遊水池を作り、街づくりは上部利用とすることで国費・県費も活用した施策にできないか、公務員宿舎跡地をタネ地として近隣の団地整備を順次進められないか、自転車駐輪場の建て替えたり土地の有効活用と利便性向上を計れないか…といった区民から寄せられた声を元に、大きな困難が予想される中で様々な提案をしてきました。

こうした提案では「大規模な予算/横浜市都市計画マスタープラン等諸計画との整合性/神奈川県の治水計画との調整」等々、多くの困難に対峙することになります。
あくまでも国に主体がおかれた事業との狭間で課題に取り組むことの難しさをお伝えしなければなりません。

とはいえ、本郷台駅前の開発はこれからの栄区の賑わいを創造する上で千載一遇のチャンスであることに変わりはありません。区役所、横浜市都市整備局に対して、事業者が決定したあとも、区民の意見を反映させる取り組みを要望しました。

これからも決して諦めることなく、栄区民や区を訪れる来街者、これから栄区へ転入を検討する方々にとって魅力ある街をつくるための提案を続けていきます。
皆様のご意見を募集しています。
私の活動に参画してください。

こしいしかつ子リポート27号より再録)

kabasawa

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