横浜市中区の寿地区を視察。寿町総合労働福祉会館、横浜市寿生活館、横浜市ホームレス自立支援施設はまかぜの3つの施設をおたずねしながら街の様子なども見てきました。
寿地区の歴史を振り返ると、1667年江戸時代初期に横浜の入海だったエリアを埋めたて、貿易、物流の拠点として活気のある経済活動がいとなまれた地域です。終戦以降はやはり物流の拠点として栄え、各地から仕事を求めて人々が集まり、戦後の人々の心も支える街でありました。
その地に染み込んだ人情の蓄積でしょうか、人が人を支える温かな空気感は変わらずに漂っているように感じました。
さて、横浜市としては、様々な理由で生活困窮者となってしまった方の自立を支援し、社会を構成する大切な一人として暮らして頂くよう、就労支援など行っています。
家を失った方にはワンディスティから住居の確保までしっかりとサポートする体制を作っています。横浜市は、そのような、不本意ながら様々なことを失わざるえなかった方々に、必要な機会が必要なだけ届けられるように工夫をしています。
そのことを知らないがために、苦しい時間をたった一人で悩まれている方もいらっしゃいます。ぜひ一度、市や区や議員などなど、相談していただけるといいと思います。